カステルジャパン

ブドウ畑を見下ろす台地の突端にそびえるシャトー・デュ・ブスケは、壮麗な鳩舎を配したその姿を誇らしげに見せています。カステルファミリーが1960年に取得したこの見事なワイナリーには栄光の歴史があります。たとえば、ここで生産されるワインは17世紀にすでに、3銘柄ある「ブルジュ」地区のブドウ畑で生産されるプルミエ・クリュの一つに数えられていました。

vineyard

ワイナリーの総面積は70ヘクタールで、そのうち65ヘクタールがブドウ畑です。ブドウの栽培密度は現在、1ヘクタールあたり6,600本に達しています。品種構成は多岐にわたり、メルロ種80%、カベルネ・ソーヴィニョン種10%、カベルネ・フラン種5%、マルベック種5%です。シャトー・デュ・ブスケのブドウ畑は美しい丘陵地帯に位置し、その土壌は真夏の炎暑においても地下水が冷涼さを保ってくれる、厚い粘土石灰質です。こうした地理的条件のもと、シャトー・デュ・ブスケではフレッシュで瑞々しい果実味のワインが造られています。

cellar

ブドウ畑の整備や高密度栽培化とともに、ワイン醸造施設とセラーの近代化にも大きな力が注がれました。いまではワイン醸造の全工程が温度管理のできるステンレス製タンクで行われ、全面的に改装された立派なセラーには800個のオーク樽が最善の条件下で管理されています。

behind the scean

ミシェル・ソヴァネの退職を受け、まだ30代と若いアントワヌ・ド・オリヴェラが2010年からシャトー・デュ・ブスケの醸造の指揮をしています。「前任者が定めた路線を継続し、その仕事を推し進めることによって、コート・ド・ブールの宝石としてのシャトー・デュ・ブスケの地位を保ち続ける」という彼の掲げる目標が示すとおり、醸造管理の引き継ぎにあたっては前任者に大いなる敬意が払われています。彼は、まるでアーティストのように「わずかに樽香があり、奥行きがあってフルーティー、そのうえコート・ド・ブールワインにはまれな一定のまろやかさ」の創出に狙いを定め、「香味をパレットで混ぜ合わせるように、多様なここのテロワールの特徴をいかそう」と意気込んでいます。

 

2013年は非常に雨が多く、葡萄栽培には厳しい年となりました。そのような年は、醸造家の手腕の見せ所となり、予期せずして自らの醸造技術を飛躍的に高める機会を得ることとなりました。2013年ヴィンテージも、シャトー・デュ・ブスケの特徴である、芳香なアロマと良質のタンニンがしっかり表現されたワインに仕上がりました。穏やかな樽香とバランスのとれた口当たりの心地よいワインです。

tasting

色調は濃く美しい深紅色。小さな赤果実とスパイス、キャラメルの香りを帯びています。口に含むと、力強く個性的で、きわめてバランスのとれたワ インだということがわかります。しなやかで、バランスのよいタンニン、そしてスパイシーな余韻を楽しめます。

FOOD/WINE PAIRINGS :

上質なハム・ソーセージ類、鶏肉、豚ヒレ肉カラメル添え、グリルしたリブロース、ソース添え料理、香辛料の効いた料理、熟成チーズ。

AGING POTENTIAL :

すぐに楽しめますが、冷暗所に寝かせて3〜5年の熟成もお勧めです。

SERVE :

1時間前に開栓。17℃が理想的。

TECHNICAL DETAILS

栽培面積:65ヘクタール
栽培密度:6,600本/ヘクタール
土壌:丘陵粘土石灰質
品種:メルロー 80%、カベルネ・ソーヴィニョン 10%、カベルネ・フラン 5%、マルベック 5%
熟成:使用済みオーク樽で10カ月、澱引きはほとんどしない
テラヴィティス認証済み

TERRA VITIS
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