カステルジャパン

 シャトー・カヴァリエは2000年、ピエール・カステルによって購入されました。このワイナリーは、高級ロゼワインのみを生産しています。ブドウ畑を改良し、醸造室に大投資を行った結果、いまでは大銘醸ロゼワインと肩を並べるまでになりました。ワイナリーは、エクス・アン・プロヴァンスとニースの中間、ヴァール県ヴィドバン村にあります。

vineyard

ワイナリーの面積は、以前の50ヘクタールから130ヘクタールへと広がりました。もちろん、ここで生産するワインの上品でリッチなアロマを損なわないよう品種は厳選され、栽培密度も最適化されています。土壌は基本的に薄層の砂質土であり、排水の良さが特徴です。ワインの敵である炎暑からブドウを守るために、さまざまな手段が尽くされています。

cellar

醸造室そのものがきわめて断熱性の高い材料(気泡コンクリート)で建てられました。そのため、室温の変化は少なく、夏でも18℃を超えることがありません。ブドウの収穫は、日中の暑さからブドウを守り、わずかたりともアロマを逃さないように朝早くもしくは夜に行われます。すべての発酵タンクは温度管理が可能で、品種ごとに別々に醸造が行われます。これは、シャトーの醸造責任者がブレンドを決定するときに最大限の選択の余地を持てるようにするためです。

behind the scean

 

2011年6月に着任したフロラン・ガイヤールは、18年のキャリアを持つ、プロヴァンス地方ロゼワインのスペシャリストです。著名なドメーヌ・オットで醸造主任を務めたこともあります。醸造室での彼の仕事は、「ブドウの持っている力をできる限り自然な方法で引き出すために、ブドウに寄り添う」ことです。ガイヤールは、シャトー・カヴァリエで過去に成し遂げられた仕事の質の高さを強調しつつも、「このテロワールの繊細さを明らかにし、品の良さとリッチなアロマと芳醇さを併せ持つより本格的なワイン作り」を望んでいます。

 

シャトー・カヴァリエは、2012年ヴィンテージ以降、醸造コンサルタントのオリヴィエ・ドーガの助言を得て造られています。彼は、2009年にガイド誌ゴー・エ・ミヨで「旬の人」に選ばれています。別の名を「ワインのクリエーター」とも呼ばれる氏はこれまで、著名なボルドーワインのコンサルタントとして評価されてきました。また、プロヴァンス地方のシャトーへの助言や、シャトー・グラン・ボワズを管理し、経験を積んできました。現在では、ボルドーワインのみならず、プロヴァンス地方のロゼワインのエキスパートとしても評価されています。

 

2015年は比較的温暖な冬と春でした。冬季にたくさん雨が降ったため、水分を蓄えることが出来ました。雨は6月中旬まで定期的に降りましたが、それ以降は収穫までごくわずかにしか降りませんでした。平均的に続いた温暖な気候は、例年より早い時期にブドウを成熟させ、とても美しく健康的な品質をもたらしました。このとても良い条件の元に育ったシラーによって、繊細で柔らかな赤系果実の味わい、またサンソーとロールによって、エレガントな柑橘系の香りをもたらしました。

tasting

サーモンピンク調の色合いです。始めに白桃の香りを伴った、柑橘系の香りが感じ取れます。その次に、プロヴァンスの豊かな土地を表現するような花の香りが現れます。非常にエレガントな口あたりです。味わいは、赤系果実と南国系フルーツが混ざり合った柔らかく豊かな味わいです。バランスよく展開し、美しい余韻が続きます。

FOOD/WINE PAIRINGS :

舌平目、スズキ、マトウダイ、鱈、鮭などの魚、鶏肉、子羊、ホワイトソースを添えた料理、また、スパイス、ハーブ、オリーブオイルなどを用いた地中海料理など。

AGING POTENTIAL :

すぐに楽しめますが、1〜2 年ほど寝かせてもおいしくいただけます。

SERVE :

10〜12℃が理想的。

TECHNICAL DETAILS

栽培面積:130ヘクタール、うち50%は灌漑設備完備
栽培密度:5,500本/ヘクタール
土壌:砂、粘土質
品種:グルナッシュ 40%、シラー 20%、ロール・セミヨンブレンド 15%、サンソー 15%、
カベルネ・ソーヴィニヨン 5%、ムールヴェードル・カリニャンブレンド 5%
テラヴィティス認証済み

TERRA VITIS

シャトーのホームページ

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