カステルジャパン

カストル・ジロンド村にあるシャトー・フェランドゥは、もとはこの地の領主の館で、19 世紀末に改築された美しい建物です。このドメーヌの歴史は古く、紀元前1 世紀にはカストル村にローマ人が駐在していたことから、その頃から多くの人々が往来する大規模な集落があったと考えられます。シャトー・フェランドゥは、多くの傑出した人物が城主として名を連ねています。カステルファミリーは、当時の城主デルノー提督から土地を借り受け、16 年間経営にあたった後、1992 年にこのシャトーを買い取りました。最高の品質を追求し続けるシャトー・フェランドゥでのワイン造り。その姿勢と造られたワインの質が評価され、当シャトーは世界的な名声を勝ち取り、厳選されたメンバーのみが加入を許されるユニオン・デ・グラン・クリュのメンバーとなることができました。

vineyard

グラーヴ地区の中央に位置するシャトー・フェランドゥのブドウ畑。94 ヘクタール(赤ワイン用89 ヘクタール、白ワイン用5 ヘクタール)の畑はグラーヴ地区特有のテロワールです。たとえば、土壌はおもに砂と砂礫で構成されていますが、地表には大き目の小石が多くみられます。きわめて水はけが良く夜も高温なため、果実の成熟が早く、エレガントで個性をもったワインを造ることができます。1 ヘクタールあたり9,600 本と非常に高い植栽密度で栽培されるブドウからは、香り高く繊細で、かつ濃厚なワインが作られます。

cellar

手早く収穫されたブドウは、熟成に好適な近代的醸造室に運ばれます。最新の温度管理システムを備えた高性能のステンレス製タンクから、さらにはブドウをきわめてデリケートに圧搾するプレスまで、このグラーヴのテロワールで丁寧に収穫されたブドウの力を最大限に引き出すべく、あらゆる努力が払われています。不快な風味が出ないよう、プレファーマンテーション(発酵前浸漬)は行いません。発酵温度は比較的低めの25℃〜26℃です。15日間かけてアルコール発酵が行われます。注意深い醸造の後で、ワインは単一、もしくはブレンドされて使用済みオーク樽で熟成されます。期間は12 〜 14カ月です。優秀で上質なワインを尊重し、卵白で清澄後、ビン詰めされます。

behind the scean

このシャトーの経営管理者でありワインの監修者でもあるマルク・マントナにとって、シャトー・フェランドゥは第2 の自分自身のようなものだと言います。銘酒を生み出すと同時に非常に気難しいこのテロワールを理解し、使いこなそうと、もう何年過ごしてきたのでしょう。「テロワールの特徴をよく反映するワインを造ろう。すっきりとしていてフレッシュかつエレガントで、そして美味しい料理と相性の良いワインを。」と自分自身に言い聞かせて毎年ワイン造りをしています。経験豊富で細部にも神経を尖らせてワイン造りをする彼は、バランスのとれたワインのデリケートさを誰よりもよく知っています。そんな彼だからこそ、ブドウ栽培の極意を会得し、芳醇で上品な素晴らしいワインを造りだすことができるのです。

 

2013 年は雨の多い年でした。4 月は冬の寒さをまだ感じられました。中旬にようやく晴れの日が続き、発芽が開始しましたが、春らしい気候は長く続きませんでした。5 月と6月は湿気が多く、7月になりようやく夏らしい気候になりました。8月は穏やかな夏の気候が続き、9月と10月は湿った天気で暖かでした。ブドウの熟成には時間がかかり、カベルネの成熟度が低かったため、アッサンブラージュはメルローの比率が高くなりました。2013年は難しい年でしたが、収穫時期を見極める的確な判断力、発酵温度の微調整、テースティングによるチェックなどのきめ細やかな配慮をした結果、素晴らしいワインを造ることができました。

tasting

2013ヴィンテージは、深く鮮やかな紅色をしています。グラスを近づけると黒系果実と新鮮なカカオ、ナッツが感じられます。口当たりはまろやかで、ついで力強くシルキーで高貴なタンニンを伴うフルボディーが現れます。成熟しきった果実味も感じます。しっかりとして快適な余韻は、美食の喜びに誘い出してくれます。

FOOD/WINE PAIRINGS :

自家製テリーヌ、高級鶏肉、ブフ・ブルギニョン、アンズタケ添え子牛のロースト、牛塊肉、熟成チーズ。

AGING POTENTIAL :

すぐに楽しめますが、3〜6年の熟成もお勧めです。

SERVE :

1時間前に開栓。17℃が理想的。

TECHNICAL DETAILS

栽培面積:74ヘクタール
栽培密度:9,600本/ヘクタール
品種:メルロー 51%、カベルネ・ソーヴィニョン 49%
熟成:12〜14カ月間樽熟成

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