シャトー・デュ・ロールトは1984年からカステル家が所有している広大な敷地で、多様なテロワールと壮麗な建築を持つ、ウッディな香りのしっかりとしたワインを生み出しています。また、このドメーヌは森に守られており、霜の影響を受けない生物多様性の宝庫です。ブドウの植栽密度は7,000本/haと高く、これはアペラシオンの最低基準を上回っており、品質へのこだわりを示しています。ボルドーでは珍しいプティ・ヴェルドが15%を占めており、地球温暖化によって素晴らしい熟成を遂げています。2006年に建設された近代的な醸造所は、「小さなグランクリュの醸造所」と呼ばれ、200の樽を収容し、現代的なボルドーワインを象徴しています。
Bordeaux supérieur
Château du Lort
シャトー・デュ・ロールト
2022

The tasting notes
このワインは、深いすみれ色がかった強烈で濃い赤色をしています 。グラスに注ぐと、新鮮な赤い果実の表現豊かな香りが広がり、ウッディなニュアンスとメンソールの爽やかさが加わります 。口に含むと、ウッディなバニラの風味が果実味をしっかりと支え、丸みのある滑らかな舌触りを感じられます 。そして、フィニッシュは力強くも繊細で、非常にエレガントな味わいです 。
— FOOD/WINE PAIRINGS :
シンプルにローストしたブレス産鶏肉、エシャロットを添えた上質な燻製牛肉、チリコンカーン、またはゴルゴンゾーラチーズとよく合います
— AGING POTENTIAL :
すぐに楽しめますが、4年から6年の熟成もお勧めです。
— SERVE :
1時間前に開栓。14℃~17℃が理想的。
Technical details
栽培面積:20ヘクタール
土壌:粘土石灰質
品種:メルロー 66% 、プティ・ヴェルド 23%、カベルネ・ソーヴィニョン 11%
熟成:12ヶ月間熟成( 70% - ステンレスタンク、30% - フレンチオーク樽)

Behind the scenes

ブドウ栽培・醸造責任者:
ステファン・ルーセル