メドック地方のマコー村に位置するクリュ・ラ・マクリーヌは、一世紀前からすでにこの土地の名前であり、ここで造られるワインのことを意味していました。現在、クリュ・ラ・マクリーヌの建物は近代的な木造建築です。その建物を隔てるのは、クリュを昔から見守ってきた見事な塀、その先にはブドウ畑が広がります。北アメリカ風の建物に迎えられた訪問者は、ボルドーにいながら地球の裏側の世界へと導かれます。ボルドーワインの製造、そしてウエスタン馬術の馬、アメリカンクォーターホースの飼育、この2つを目の当たりにし一層驚きを感じることでしょう。
Bordeaux
Cru la Maqueline
クリュ・ラ・マクリーヌ
2022

マルゴー南部、ガロンヌ川とシャトー・ドーザックの間にあるマカオのこの農園は、⾚ワイン、クレマン、牧場の⽣産と、ウエスタン乗⾺の女王であるレイニングの練習を⽬的としたクォーターホースの飼育を組み合わせることで、メドックの⾵景の中で独⾃の存在感を主張しています。
The tasting notes
すきとおった深い⾚⾊。印象的で最初に感じられるのは⾚果実と黒果実の香りで、ウッディ、バニラ、モカの香りが混ざり合っています。非常に濃厚で、⼝当たりはシルキーです。しっかりとした味わいですが飲みやすいワインです。
— FOOD/WINE PAIRINGS :
鴨肉とナス、ハニーソースのバイソンステーキバーガー、ソースやシチューの料理、肉ベースの前菜
— AGING POTENTIAL :
2年~3年間寝かすと、より複雑さが増してお勧めです。
— SERVE :
1時間前に開栓、14℃~17℃が理想的。
Technical details
栽培面積:30ヘクタール
栽培密度:6,500本/ヘクタール
土壌:砂・粘土質
品種:メルロー 90%、カベルネ・ソーヴィニョン 8%、プティ・ヴェルド 2%
熟成:ステンレスタンクで10カ月
HVE認証、テラヴィティス認証
THE VINEYARD

THE VINEYARD
ブドウ畑の大きさは65ヘクタール。その内クリュ用のブドウは2014ヴィンテージに関しては30ヘクタールです。1ha当たり6500株を栽培しています。土壌は砂と粘土質になります。93%をメルロー、プティ・ヴェルド4%、そしてカベルネ・ソーヴィニョンが3%です。各パーセルの特徴を把握すること、そして長年蓄積されたノウハウによって、このテロワールの持つ素晴らしい個性を引き出すことが可能です。
THE VINIFICATION AND THE CELLAR

THE VINIFICATION AND THE CELLAR
ポテンシャルを備え、タンニンが熟した完熟ブドウを収穫します。醸造はコーティングされたステンレスタンクを使用しています。質が高く個性を存分に引き出す ことが可能です。デレスタージュとルモンタージュを行い、成分を抽出します。発酵温度は28度~30度です。アルコール発酵およびマセラシオンの工程は30日で行います。マロラクティック発酵前にミクロ・オキシジェナシオンを行います。最後に、ステンレスタンクで10 カ月熟成します。
Behind the scenes

セラー マスター:ヴァネサ・トゥルイ

テクニカル ディレクター:レア・マズベール